(アニメ感想) リトルバスターズ! 第5話 「なくしものを探しに」
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投稿者・綺羅
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前向きで人懐っこい小毬は人見知りの鈴との距離も少し縮まり、すっかり大事なメンバーの一員になっていた。
ある日の昼休み、屋上で昼寝していた小毬を見つけた理樹は「お……おにいちゃん……?」という寝言を聞いてしまう。
小毬に話を聞くと、彼女は本当はひとりっ子で、いつも夢の中にだけ兄が現れてちょっぴり悲しいお話の絵本を読んでくれるのだという。
だがその後、小毬は夢の中に出てきた手作りの絵本が実家にあるのを見つけてしまうのだった――。

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知る辛さと知らない幸せ 過去の感想はコチラからどうぞ。
前回に引き続き小鞠のシナリオが展開されていましたが、唯湖の「自転車で人を追い越すときほんの少し力を込めるだろう?その程度の頑張りでいい」という台詞が印象に残りました。新しいことを始めようとするとき、どうしても尻込みして踏み出す勇気が出ないことってよくあると思うのです。でも、チャレンジする気持ちが本人にあるなら、最初の一歩を踏み出すきっかけさえ与えてあげれば後は意外とすんなりいくものです。
なので、唯湖の言葉って背中を押してあげる言葉としてはとても分かりやすく、それでいて勇気付けられる言葉だなと思いましたよ。もしかすると、唯湖の言葉がきっかけで、自分の失われた過去を取り戻そうと決意したのかもしれませんね。
ただ、それが辛い記憶なのだとしたら、それを取り戻すのが果たして本人にとって良いことなのかどうかは難しいところです。人は忘れることで前へ進める生き物です。現実世界では辛いことや悲しいこと、嫌なことはたくさんあります。それをいちいち覚えていたら苦しさに押し潰されてしまいます。だからこそ、忘れるということは生きていく上で必須の機能であり、思い出さない方がいいこともあるのです。小次郎おじいさんの態度から、小鞠の封印された記憶は忘れたままでいた方がいいのだろうなということは伝わってきますしね。もちろん、彼女がたとえ辛い記憶で亜あっても自分の過去と向き合って前に進みたいと考えているのならば話は別ですが・・・。
その失われた記憶ですが、小鞠にだけ知らされていないということで、お兄さんが事故で亡くなってしまった原因が小鞠にあって、それで自分を責めるあまり記憶を封印したのかと思っていました。しかし、入院しているお兄さんの様子を見ると事故ではなく病気によって亡くなったような感じですね。すると、単純に兄の死を受け入れられなかったということなのでしょうか。
直接的な原因は、どうやら先が長くないと知ったお兄さんが幼い小鞠に辛い記憶を残したくないと考えて、自分との思い出を夢であると誤認させようとしたということみたいですが・・・。
前回の感想でも少し触れましたが、小鞠が素敵なことを見つけるのが上手いのは、辛い過去を封印している反動で幸せだけを追い求めてしまうからなのではと、やはり今回も思ってしまいました。そう考えると、寂しがり屋なところも、寂しさを埋めるために本能的に人や人が集まる場所を求めたからだといえるし、理樹に近づいたのも兄の代わりが欲しかったということが「お兄ちゃんになって」という小鞠の言葉からも窺えますね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。 愚者のエピタフ 綺羅
<ヤマカンの新作「戦勇。」が1月8日より放送開始!・・・11月07日(水)夜11時は「ピッコロのらじお♪」 を放送!!>
11月07日(水)夜11時から放送の「ピッコロのらじお♪」は秋の新作アニメを中心にレビューしていきます。ロボティクスノーツ、リトルバスターズ、K、マギ、絶園のテンペスト、コードブレイカー、好きっていいなよ、となりの怪物くん、神様はじめました等。
当日は掲示板も設置しリスナーさんも自由に意見が交換出来るスペースを設けますのでどうか気軽に参加して下さいませ。
ラジオについてはこちらのページをご覧下さい↓
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なので、唯湖の言葉って背中を押してあげる言葉としてはとても分かりやすく、それでいて勇気付けられる言葉だなと思いましたよ。もしかすると、唯湖の言葉がきっかけで、自分の失われた過去を取り戻そうと決意したのかもしれませんね。
ただ、それが辛い記憶なのだとしたら、それを取り戻すのが果たして本人にとって良いことなのかどうかは難しいところです。人は忘れることで前へ進める生き物です。現実世界では辛いことや悲しいこと、嫌なことはたくさんあります。それをいちいち覚えていたら苦しさに押し潰されてしまいます。だからこそ、忘れるということは生きていく上で必須の機能であり、思い出さない方がいいこともあるのです。小次郎おじいさんの態度から、小鞠の封印された記憶は忘れたままでいた方がいいのだろうなということは伝わってきますしね。もちろん、彼女がたとえ辛い記憶で亜あっても自分の過去と向き合って前に進みたいと考えているのならば話は別ですが・・・。
その失われた記憶ですが、小鞠にだけ知らされていないということで、お兄さんが事故で亡くなってしまった原因が小鞠にあって、それで自分を責めるあまり記憶を封印したのかと思っていました。しかし、入院しているお兄さんの様子を見ると事故ではなく病気によって亡くなったような感じですね。すると、単純に兄の死を受け入れられなかったということなのでしょうか。
直接的な原因は、どうやら先が長くないと知ったお兄さんが幼い小鞠に辛い記憶を残したくないと考えて、自分との思い出を夢であると誤認させようとしたということみたいですが・・・。
前回の感想でも少し触れましたが、小鞠が素敵なことを見つけるのが上手いのは、辛い過去を封印している反動で幸せだけを追い求めてしまうからなのではと、やはり今回も思ってしまいました。そう考えると、寂しがり屋なところも、寂しさを埋めるために本能的に人や人が集まる場所を求めたからだといえるし、理樹に近づいたのも兄の代わりが欲しかったということが「お兄ちゃんになって」という小鞠の言葉からも窺えますね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。 愚者のエピタフ 綺羅
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