（アニメ感想） リトルバスターズ！ 第8話 「れっつ、るっきんぐふぉーるーむめいとなのです」

子犬のようなクド　　　過去の感想はコチラからどうぞ。

てっきり三枝 葉留佳の個別ルートに入ったものと思いきや、能美 クドリャフカ回でした。サブタイ通り彼女のルームメイトを探すという話で、ストーリー的な進展はなかったのですが、クドの可愛さは十分に伝わったと思います。やはりどこか幼い彼女は、とても庇護欲をそそられる存在ですね。寂しがり屋で人懐っこく、犬っぽいという筋肉くんの評価は当を得ているといえるでしょう。

寂しがり屋といえば、クドは幼い頃から引っ越しを繰り返してきたこともあり、友達に飢えている様子でしたね。友達がいないという点では鈴や小鞠や唯湖、それに恐らく葉留佳も同じであり、今回新登場の西園さんもそうなのではないかと推察します。この作品のテーマが「友情」ということもあり、ヒロインキャラの共通点を見たような気がしますね（ヒロインに限った話ではないかもしれませんが）。

ところで、普通は一人部屋から二人部屋に行きたいとは思いませんよね。一人の方が部屋を広く使えるし、なにより気楽です。誰かと一緒に暮らすとなれば相手に気を遣わないといけないし、トラブルも発生しますから。なので、ルームメイトを募集しても相手が見つからないのは当然かなという気はしますね。

ちょっと疑問だったのは、葉留佳が3人部屋だからということで断りましたが、葉留佳がクドの部屋に行けば今までより部屋を広く使えることになるので彼女にとってはいい話な気もするのですが・・・。

それはさておき、佳奈多がクドのルームパートナーに立候補してくれましたが、やはり本質的に彼女はいい人なんでしょうね。クドの目の前で心ないことを言う生徒の口を封じていましたし。恐らく佳奈多は責任感が強すぎるせいで役職に縛られ、必要以上に気を張ってしまい、それが人を遠ざけてしまうのではないかと思います。重要な役職ほど重荷になるし余裕がなくなってくるんですよね・・・。なんとなく彼女のしんどさが分かります。

ただ、クドは仲良くしてる犬たちが佳奈多に懐いているのを見て、安心した様子でした。動物は人の本質を見抜くため、心優しい人にしか懐かないと言いますからね。クドも子犬のような子ですから、本能的に佳奈多がいい人だと見抜いたのかもしれませんけれど（笑）

次回、どういう展開を迎えるのか楽しみですね。

最後まで読んで頂きありがとうございました。　　　愚者のエピタフ　綺羅



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