(アニメ感想） 新世界より 第23話 「少年の顔」
投稿者・ピッコロ
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悪鬼を倒す唯一の手段であるサイコバスターを求め、東京にたどり着いた早季、覚、乾、奇狼丸の４人。そこは、想像以上に地獄の様相をていしていた。野狐丸の追跡をかわすために潜入した地下洞窟には、見たこともない奇怪な生物がうごめき、呪力を持つ早季たちですら対抗できない恐ろしい種も存在した。
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相変わらず、目が離せない展開。早季の心境とシンクロするように見ているこちらも精神的に追い込まれていく緊張感はここ最近のアニメにはないものですな。
さて、まず「悪鬼」について・・・。前回も早季が疑問を呈していた通り、化けネズミに育てられたからと言って果たして「悪鬼」が育つものなのか？ということです。
そもそもこの世界の人間は「攻撃抑制」が遺伝子に組み込まれており人に対して攻撃を加えることはありません。「愧死機構」の前にこれが機能している以上は人に危害を加えようという発想には至らないということです。
今回、 瞬があれは「悪鬼などではない」と話していましたが、これはおそらく真実であるような気がします。もっとも人を無差別に攻撃している時点で、人々から見れば悪鬼と変わらない脅威であることは確かですけどね。
ただ、「攻撃抑制」や「愧死機構」が遺伝子に組み込まれたものである以上、これを人為的に操作し無くすというのはかなり技術的に難しい気がします。つまり、瞬が「悪鬼ではない」と話したのは、マモルとマリアの子どもが「攻撃抑制」や「愧死機構」を先天的に欠如した個体ではないということを示しているような気がするのです。
ここで気になるのは「攻撃抑制」は人によって発動するものであり、例えば「人と認識しない」化けネズミには適用されないという点です。となると、その逆もありえるのではないかと・・・。
マモルとマリアの子どもは小さい頃から化けネズミに育てられてきました。ということは、化けネズミを自分と同じ存在であるとし、逆に人は同じ種ではないと認識していないのではないか？・・・そして人は憎むべき対象と洗脳すれば人を殺すことも厭わなくなる「悪魔」が誕生した。これは悪魔のような存在であっても「悪鬼ではない」と言えますよね。
最後に、奇狼丸は早季を果たして裏切っているのか？前回の感想でも疑問を呈しましたが、人と変わらないほどの知能を持つ奇狼丸がなぜここまで人に従順なのか？私は、「奇狼丸は化けネズミと違って弁えているから」と結論を出しましたけど、それだけでは根拠は薄いですね。
となると、彼が人を裏切る可能性だってあるということなのです。いやすでにもう裏切っているのかもしれません。そもそも、彼の戦闘能力をもってすれば化けネズミは恐れるに 足りないはず。ただ、目下の邪魔者は「悪鬼」なのです。
これを早季達が始末してくれれば、後はこっちのもの・・・と奇狼丸が企んでいてもおかしくはないですな。覚が今どういう状態にあるのか、それによって自ずと答えでそうですな。この先に大きな裏切りが待っているのか・・・全くもって油断できない展開です。
＜「グリザイアの果実」のアニメ化が決定！・・・「ピッコロのらじお♪」は3月13日（水） 21時30分より放送予定＞
3月13日（水）21時30分から放送の「ピッコロのらじお♪」はアニメ好きDJ陣が一週間のアニメをレビューします！アニメ好きの方は是非チェックだ！！ビビッドレッド・オぺレーション、キューティクル探偵因幡、まおゆう 魔王勇者、D.C.III～ダ・カーポIII～、俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる、みなみけ ただいま、八犬伝―東方八犬異聞―、ラブライブ！ school idol project、AMNESIA(アムネシア)、THE UNLIMITED -兵部京介-等。
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そもそもこの世界の人間は「攻撃抑制」が遺伝子に組み込まれており人に対して攻撃を加えることはありません。「愧死機構」の前にこれが機能している以上は人に危害を加えようという発想には至らないということです。
今回、 瞬があれは「悪鬼などではない」と話していましたが、これはおそらく真実であるような気がします。もっとも人を無差別に攻撃している時点で、人々から見れば悪鬼と変わらない脅威であることは確かですけどね。
ただ、「攻撃抑制」や「愧死機構」が遺伝子に組み込まれたものである以上、これを人為的に操作し無くすというのはかなり技術的に難しい気がします。つまり、瞬が「悪鬼ではない」と話したのは、マモルとマリアの子どもが「攻撃抑制」や「愧死機構」を先天的に欠如した個体ではないということを示しているような気がするのです。
ここで気になるのは「攻撃抑制」は人によって発動するものであり、例えば「人と認識しない」化けネズミには適用されないという点です。となると、その逆もありえるのではないかと・・・。
マモルとマリアの子どもは小さい頃から化けネズミに育てられてきました。ということは、化けネズミを自分と同じ存在であるとし、逆に人は同じ種ではないと認識していないのではないか？・・・そして人は憎むべき対象と洗脳すれば人を殺すことも厭わなくなる「悪魔」が誕生した。これは悪魔のような存在であっても「悪鬼ではない」と言えますよね。
最後に、奇狼丸は早季を果たして裏切っているのか？前回の感想でも疑問を呈しましたが、人と変わらないほどの知能を持つ奇狼丸がなぜここまで人に従順なのか？私は、「奇狼丸は化けネズミと違って弁えているから」と結論を出しましたけど、それだけでは根拠は薄いですね。
となると、彼が人を裏切る可能性だってあるということなのです。いやすでにもう裏切っているのかもしれません。そもそも、彼の戦闘能力をもってすれば化けネズミは恐れるに 足りないはず。ただ、目下の邪魔者は「悪鬼」なのです。
これを早季達が始末してくれれば、後はこっちのもの・・・と奇狼丸が企んでいてもおかしくはないですな。覚が今どういう状態にあるのか、それによって自ずと答えでそうですな。この先に大きな裏切りが待っているのか・・・全くもって油断できない展開です。
＜「グリザイアの果実」のアニメ化が決定！・・・「ピッコロのらじお♪」は3月13日（水） 21時30分より放送予定＞
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