(アニメ感想) リトルバスターズ! 第22話 「わたし、必ず戻ってきます」

投稿者・綺羅
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テレビのニュースはクドの母国テヴアからの映像を伝えていた。
悪化していくテヴアの状況に理樹たちは呆然。
ショックで倒れてしまったクドは目を覚ますと「全部、思いだしました……!」とつぶやく。
大使館からクドが帰国するための航空券が届けられたものの、彼女は故郷にいる母に会いたいがテヴアには帰れないと言う。
「だってわたしは、ここへ……日本へ逃げてきたのですから……」。
危険を冒してでも帰るべきか仲間の元に残るべきか、クドは葛藤する。

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今回はクドが立ち直る話でしたが、伏線とおぼしき場面がいくつかありましたね。
まずは、クドの「牢獄にいた」という言葉。単に独りぼっちだったことを比喩的に表現しているのかとも思いましたが、次回予告を見ると本当に牢獄に繋がれていたことがあるのかもしれませんね。
そして気になるのが、恭介がクドに言った「また同じ時間、同じ経験を繰り返すのか」という言葉。宇宙飛行士学校から逃げ出したクドのことを言っているようにも取れますが、それなら「また同じこと(経験)を繰り返すのか」でいいはずなんですよね。「同じ時間」という言い方は変です。
やはりこれは、世界がループしていることを意味するのでしょうか。理樹の記憶の断片(?)ではダンボールが燃える映像が流れていました。それはつまり、前の時間ではクドが前に進めなかったということなのかもしれません。ダンボールの中には壊れた歯車がいくつかありましたが、ひょっとするとアレは今まで失敗(ループ)した数なのかなとも思ったり。クドは自身を壊れた歯車と表現していましたからね。もし自分と向き合えることができていれば、壊れた歯車をいつまでも所持する必要はないだろうという考えです。
その辺りについてはまだよく分かりませんが、(世界がループしているという前提で)現状で分かっていることは、みんな忘れているだけで思い出す可能性があること。そして、恭介だけは全て知っているということですね。恭介は同じ時間を繰り返さないために、指令を作り理樹と鈴にループの原因となるメンバーの問題を解決させようとしているのかもしれませんね。
それはさておき、何気ない親の一言が時に子どものプレッシャーとなってしまうことはよくあることで、世界の良い歯車になりなさいという言葉もそうですが、宇宙飛行士になって欲しいという願いもクドにとっては重くのしかかってしまったのでしょうね。
子どもの頃の憧れって結構単純なもので、テレビや本で見た人などに憧れて自分もそうなりたいと願うわけですが、成長していくにつれて理想と現実(自分の実力含む)とのギャップに苦しむようになります。だから、たいてい子どもの頃の夢って叶わない(というか諦めてしまう)ものなのですよね。そして、そんな自分に失望してしまったりしてしまう・・・。
でも、クドの母親は本当にクドにそう願っていたかどうかは疑問ですね。もちろん、娘のクドが自分と同じ道を目指すと聞いて嬉しかったのは間違いないと思いますが、クドが本当にやりたいことが他に見つかったのならば応援してくれると思うのですよ。むしろそれを重荷に感じて無理に続けられる方が悲しいんじゃないかなと思います。
まぁ、クドの場合は宇宙への憧れは本物ですし、単に語学が苦手なだけで宇宙分野に関する才能はあるので、語学に対する興味が沸けば意外にすんなり前に進める気はしますが・・・。それに宇宙飛行士になれなくても宇宙分野に関する研究をする学者にはなれそうなので、前途が拓けていないとは思わないですが(要するに世界の大切な歯車にはなれる)。
なので、理樹の「クドらしい歯車」にという言葉は素晴らしい言葉ですね。この言葉には、自分らしくあるがままにという思いが込められており、それはあるがままの自分を受け入れてくれるリトルバスターズへの思いにも繋がっています。そう思うと、クドの別れの言葉に一層深みが増しますね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。 綺羅
<ハヤテのごとく!新シリーズが4月よりスタート!・・・3月8日(金)夜9時半からは「ねとらじ」にて「ピッコロのらじお♪」を放送>
3月8日(金)夜9時半からは「ピッコロのらじお♪」を放送します。アニメ大好きなDJ陣が一週間のアニメの感想を楽しく語ります!今回は、たまこまーけっと、ちはやふる2、THE UNLIMITED 兵部京介、ささみさん@がんばらない、サイコパス、新世界より等。
当日は掲示板も設置!初めての方も大歓迎なので、気軽に参加してくださいね~!なお、ラジオの配信のお知らせ、ラジオの聞き方等は、当ブログトップページをご覧下さい。
まずは、クドの「牢獄にいた」という言葉。単に独りぼっちだったことを比喩的に表現しているのかとも思いましたが、次回予告を見ると本当に牢獄に繋がれていたことがあるのかもしれませんね。
そして気になるのが、恭介がクドに言った「また同じ時間、同じ経験を繰り返すのか」という言葉。宇宙飛行士学校から逃げ出したクドのことを言っているようにも取れますが、それなら「また同じこと(経験)を繰り返すのか」でいいはずなんですよね。「同じ時間」という言い方は変です。
やはりこれは、世界がループしていることを意味するのでしょうか。理樹の記憶の断片(?)ではダンボールが燃える映像が流れていました。それはつまり、前の時間ではクドが前に進めなかったということなのかもしれません。ダンボールの中には壊れた歯車がいくつかありましたが、ひょっとするとアレは今まで失敗(ループ)した数なのかなとも思ったり。クドは自身を壊れた歯車と表現していましたからね。もし自分と向き合えることができていれば、壊れた歯車をいつまでも所持する必要はないだろうという考えです。
その辺りについてはまだよく分かりませんが、(世界がループしているという前提で)現状で分かっていることは、みんな忘れているだけで思い出す可能性があること。そして、恭介だけは全て知っているということですね。恭介は同じ時間を繰り返さないために、指令を作り理樹と鈴にループの原因となるメンバーの問題を解決させようとしているのかもしれませんね。
それはさておき、何気ない親の一言が時に子どものプレッシャーとなってしまうことはよくあることで、世界の良い歯車になりなさいという言葉もそうですが、宇宙飛行士になって欲しいという願いもクドにとっては重くのしかかってしまったのでしょうね。
子どもの頃の憧れって結構単純なもので、テレビや本で見た人などに憧れて自分もそうなりたいと願うわけですが、成長していくにつれて理想と現実(自分の実力含む)とのギャップに苦しむようになります。だから、たいてい子どもの頃の夢って叶わない(というか諦めてしまう)ものなのですよね。そして、そんな自分に失望してしまったりしてしまう・・・。
でも、クドの母親は本当にクドにそう願っていたかどうかは疑問ですね。もちろん、娘のクドが自分と同じ道を目指すと聞いて嬉しかったのは間違いないと思いますが、クドが本当にやりたいことが他に見つかったのならば応援してくれると思うのですよ。むしろそれを重荷に感じて無理に続けられる方が悲しいんじゃないかなと思います。
まぁ、クドの場合は宇宙への憧れは本物ですし、単に語学が苦手なだけで宇宙分野に関する才能はあるので、語学に対する興味が沸けば意外にすんなり前に進める気はしますが・・・。それに宇宙飛行士になれなくても宇宙分野に関する研究をする学者にはなれそうなので、前途が拓けていないとは思わないですが(要するに世界の大切な歯車にはなれる)。
なので、理樹の「クドらしい歯車」にという言葉は素晴らしい言葉ですね。この言葉には、自分らしくあるがままにという思いが込められており、それはあるがままの自分を受け入れてくれるリトルバスターズへの思いにも繋がっています。そう思うと、クドの別れの言葉に一層深みが増しますね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。 綺羅
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3月8日(金)夜9時半からは「ピッコロのらじお♪」を放送します。アニメ大好きなDJ陣が一週間のアニメの感想を楽しく語ります!今回は、たまこまーけっと、ちはやふる2、THE UNLIMITED 兵部京介、ささみさん@がんばらない、サイコパス、新世界より等。
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