(アニメ感想) PSYCHO-PASS サイコパス 第22話 「完璧な世界」
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投稿者・ピッコロ
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再び相まみえる狡噛と槙島。槙島を前に、狡噛の『殺意』がむき出しになる。システムの檻に囚えられなかった2つの魂が、疾走する。彼らの到達した地平に、朱は何を見るのか。そして彼女の出す答えとは――。

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サブタイの「完璧な世界」とは痛烈な皮肉ですね。どんなに人が完璧を求めたって、完璧なものは存在しないという。その不完全さも含めて人間らしさなのだと・・・。
それにしても作中の「法」についての言及はちょっと興味深かったです。「法が守るのではなく、人が法を守る」と。そして法とは人々が長い時間の中で、歴史や経験によって培われた「英知の結集」であると。
この世界の方とはシステムが円滑に運営されることを前提に設定されたものであって、そこには人々の意志は介在しない。だから、今すぐではなくてもやがて人々はシステムからの依存を脱して、システムに頼らない体制を構築するだろうという朱の語りによって物語は締めくくられたのです。
立場は違えど、狡噛も槙島も同じ穴の貉であると私は考えていますが、同時に彼らは「人間の可能性」を示していたわけです。
どんなにシステムが人を支配しようとしても、自身の頭で考え行動する人間は生まれる。二人はある種、人々の中に潜在的に眠る「恐れや怒り」というものを体現していたのかもしれません。
それがもっとも、過剰で過激な形で表されましたが、最終的に知性と合理性を兼ね備える朱にその意志は受け継がれました。最後は人々の可能性に賭けてみようという結論で締めくくられましたけど、まあ落としどころとしてはこんなものでしょうね。
総評になりますが、簡単に・・・。私としては不満も多かったです。挙げれば枚挙に暇がありません。システムの欠陥や矛盾・・・それらが目についてしまうという点で視聴者をだませていないと感じました。
キャラクターも数多く登場しましたが、主要キャラである監視官や執行官共に、彼らの物語がメインのテーマとうまくリンクしていなかったように思います。ここは重要なのでもっと詰める必要があったのではないでしょうか?
キャラクターの扱いがおざなりになっている作品に良作なしです。管理社会を舞台して、人間の可能性を描こうとした点は評価しますが、消化不良・・・それは残念でした。
<最終回特集第一弾!・・・「ピッコロのらじお♪」は3月27日(水) 21時30分より放送予定>
3月27日(水)21時30分から放送の「ピッコロのらじお♪」はアニメ好きDJ陣が一週間のアニメをレビューします!アニメ好きの方は是非チェックだ!!ビビッドレッド・オぺレーション、キューティクル探偵因幡、まおゆう 魔王勇者、D.C.III~ダ・カーポIII~、俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる、みなみけ ただいま、八犬伝―東方八犬異聞―、ラブライブ! school idol project、AMNESIA(アムネシア)、THE UNLIMITED -兵部京介-等。
当日は掲示板も設置しリスナーさんも自由に意見が交換出来るスペースを設けますのでどうか気軽に参加して下さいませ。
ラジオについてはこちらのページをご覧下さい↓
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この世界の方とはシステムが円滑に運営されることを前提に設定されたものであって、そこには人々の意志は介在しない。だから、今すぐではなくてもやがて人々はシステムからの依存を脱して、システムに頼らない体制を構築するだろうという朱の語りによって物語は締めくくられたのです。
立場は違えど、狡噛も槙島も同じ穴の貉であると私は考えていますが、同時に彼らは「人間の可能性」を示していたわけです。
どんなにシステムが人を支配しようとしても、自身の頭で考え行動する人間は生まれる。二人はある種、人々の中に潜在的に眠る「恐れや怒り」というものを体現していたのかもしれません。
それがもっとも、過剰で過激な形で表されましたが、最終的に知性と合理性を兼ね備える朱にその意志は受け継がれました。最後は人々の可能性に賭けてみようという結論で締めくくられましたけど、まあ落としどころとしてはこんなものでしょうね。
総評になりますが、簡単に・・・。私としては不満も多かったです。挙げれば枚挙に暇がありません。システムの欠陥や矛盾・・・それらが目についてしまうという点で視聴者をだませていないと感じました。
キャラクターも数多く登場しましたが、主要キャラである監視官や執行官共に、彼らの物語がメインのテーマとうまくリンクしていなかったように思います。ここは重要なのでもっと詰める必要があったのではないでしょうか?
キャラクターの扱いがおざなりになっている作品に良作なしです。管理社会を舞台して、人間の可能性を描こうとした点は評価しますが、消化不良・・・それは残念でした。
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