(アニメ感想) 進撃の巨人 第12話 「傷 ――トロスト区攻防戦8――」
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投稿者・ピッコロ
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ミカサに向けて振り下ろされた巨人化したエレンの拳。トロスト区奪還作戦は、いきなり暗礁に乗り上げていた。すんでのところでその拳をかわすミカサだったが、再度、エレンはミカサめがけて拳を振り上げる。ついに自らの拳を顔面に打ち込み、動けなくなってしまうエレン巨人。そこに3体の巨人が接近してきて……。作戦の現場指揮を任された精鋭班・班長イアンは判断に苦慮する。

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<ミカサという少女・・・>
それぞれが自身の判断で行動し全体へと奉仕する・・・それは組織の理想的な姿ではありますが、群像劇的な演出でそれを見事に描いたのが今回のお話しであります。死にゆく姿を目の当たりにしても、何が全体にとっての利益になるかを見極め、感情に流されることなく機械的に行動する・・・それは並大抵の精神力では実現できないことでしょう。
その点で言うと、能力的には優秀であるミカサは実に未熟なのですよね。何せ彼女の一番の弱点はエレンでありますから。エレンが関わる問題となると途端に心が乱れ、何においてもエレンを優先させようとしてしまうのです。
完璧超人のミカサにも致命的な欠点があるというのは実に人間的で私は好きですが、戦場においてその精神的脆さは命取りになりかねません。だからこそ、アルミンのような合理的判断が出来る人間が側に必要なのでしょう。うん、実にキャラ配置が絶妙でありますね。
<中の人はいませんよ?・・・巨人の謎についての考察>
さて今回今更ながらに気づいたことなんですが、巨人の弱点である「後頭部より下のうなじにかけての縦1m幅10cm」の謎のついて・・・。巨人化したエレンが他の巨人と全く同じものであるとは言い切れないにしても、恐らくかなりの部分でその生態は一致していると思われます。
であるならば、やはり他の巨人もエレンと同じで「巨人の弱点部分」である場所に人が存在している可能性は高いですね。だからこの部分を攻撃されると巨人は倒れるのでしょう。つまり本体は中の人であると!いやでも、これでますます巨人が元人間である説が濃厚になってきましたな。
誰かが巨人を解剖してくれると確定的なのですが・・・もっとも、巨人との戦闘でそんな余裕はないでしょう。恐らくこの真実を早い段階で明らかに出来ないために、倒された巨人の肉体が気化するという設定が付け加えられているのだと思います。物語の都合上という意味で・・・。
しかし、なぜ今回巨人化したエレンは巨人を襲わずに人を襲ったのでしょうか?以前巨人化した時に私は「感情の激しい高まりが巨人化のスイッチになっているのではないか?」と考察しました。その精神的要素は巨人化する際のスイッチと言うより、巨人化した後の行動習性を決定するのに重要なものなのかもしれません。
例えば最初の巨人化の際にエレンを支配していたのは、巨人に対する強い憎しみでありました。だから、本能的に巨人を殺そうとしていたのです。ところが今回の巨人化の時にエレンが考えていたことと言うのは「任務の達成」であり、理性的であろうとすることで感情を抑制したのが問題であったのかな?と私は考えています。
まあ普通に考えて、巨人化すれば中の人間は意識がない状態であるから、どういう理由かは知れないけど「人を殺すようにプラグラミングされた」巨人の本能に従って行動するしかないのではないのでしょう。そこに人の意志が割り込む隙があるとするならば、「強い感情の高まりによる行動支配」しかないのではないかと思います。
<立ち上がるエレン!人類は果たして勝利できるのか?>
ようやくエレンが戦闘に復帰してくれそうです。しかし今後巨人化したエレンを使いこなすのであれば、巨人の肉体、そして習性の分析は必要でしょう。まあエレンという実に優秀な実験素体があるのでその辺りも解明も進むのではないかと思われます。
そう言えば、人類の天敵である巨人ってどの固体もその容姿はどれも個性的ですよね。人類にとって固体の区別に特に意味はないと思えるのですけど、この作品でこういう描き方をしているのはただの「遊び」と捉えればしょうか?
しかし先述したように、巨人の中身が人間であるとするならば、巨人も固体の区別できるようにそれぞれを個性的に描いている意味はあるような気がします。何せ人より遥かにかけ離れた存在であったはずの天敵である巨人が、実は中身は人間と判明した時の衝撃は相当なものでしょうから。
もっともそれが明かされるのはまだ先の話しになりますか・・・とその前に人類がこの局面をどう乗り越えてくれるのか?個人的には大好きなピクシスの正しさをここで証明してもらいたいものです。
<「コードギアス 亡国のアキト」第二章「引き裂かれし翼竜」が9月14日上映決定!・・・「ピッコロのらじお♪」は6月26日(水) 21時30分より放送予定>
6月26日(水)21時30分から放送の「ピッコロのらじお♪」はアニメ好きDJ陣が春アニメを中心にレビューします!アニメ好きの方は是非チェックだ!!とある科学の超電磁砲S、進撃の巨人、革命機ヴァルヴレイヴ、翠星のガルガンティア等。
当日は掲示板も設置しリスナーさんも自由に意見が交換出来るスペースを設けますのでどうか気軽に参加して下さいませ。
ラジオについてはこちらのページをご覧下さい↓
http://picoro106.blog39.fc2.com/blog-entry-5616.html
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それぞれが自身の判断で行動し全体へと奉仕する・・・それは組織の理想的な姿ではありますが、群像劇的な演出でそれを見事に描いたのが今回のお話しであります。死にゆく姿を目の当たりにしても、何が全体にとっての利益になるかを見極め、感情に流されることなく機械的に行動する・・・それは並大抵の精神力では実現できないことでしょう。
その点で言うと、能力的には優秀であるミカサは実に未熟なのですよね。何せ彼女の一番の弱点はエレンでありますから。エレンが関わる問題となると途端に心が乱れ、何においてもエレンを優先させようとしてしまうのです。
完璧超人のミカサにも致命的な欠点があるというのは実に人間的で私は好きですが、戦場においてその精神的脆さは命取りになりかねません。だからこそ、アルミンのような合理的判断が出来る人間が側に必要なのでしょう。うん、実にキャラ配置が絶妙でありますね。
<中の人はいませんよ?・・・巨人の謎についての考察>
さて今回今更ながらに気づいたことなんですが、巨人の弱点である「後頭部より下のうなじにかけての縦1m幅10cm」の謎のついて・・・。巨人化したエレンが他の巨人と全く同じものであるとは言い切れないにしても、恐らくかなりの部分でその生態は一致していると思われます。
であるならば、やはり他の巨人もエレンと同じで「巨人の弱点部分」である場所に人が存在している可能性は高いですね。だからこの部分を攻撃されると巨人は倒れるのでしょう。つまり本体は中の人であると!いやでも、これでますます巨人が元人間である説が濃厚になってきましたな。
誰かが巨人を解剖してくれると確定的なのですが・・・もっとも、巨人との戦闘でそんな余裕はないでしょう。恐らくこの真実を早い段階で明らかに出来ないために、倒された巨人の肉体が気化するという設定が付け加えられているのだと思います。物語の都合上という意味で・・・。
しかし、なぜ今回巨人化したエレンは巨人を襲わずに人を襲ったのでしょうか?以前巨人化した時に私は「感情の激しい高まりが巨人化のスイッチになっているのではないか?」と考察しました。その精神的要素は巨人化する際のスイッチと言うより、巨人化した後の行動習性を決定するのに重要なものなのかもしれません。
例えば最初の巨人化の際にエレンを支配していたのは、巨人に対する強い憎しみでありました。だから、本能的に巨人を殺そうとしていたのです。ところが今回の巨人化の時にエレンが考えていたことと言うのは「任務の達成」であり、理性的であろうとすることで感情を抑制したのが問題であったのかな?と私は考えています。
まあ普通に考えて、巨人化すれば中の人間は意識がない状態であるから、どういう理由かは知れないけど「人を殺すようにプラグラミングされた」巨人の本能に従って行動するしかないのではないのでしょう。そこに人の意志が割り込む隙があるとするならば、「強い感情の高まりによる行動支配」しかないのではないかと思います。
<立ち上がるエレン!人類は果たして勝利できるのか?>
ようやくエレンが戦闘に復帰してくれそうです。しかし今後巨人化したエレンを使いこなすのであれば、巨人の肉体、そして習性の分析は必要でしょう。まあエレンという実に優秀な実験素体があるのでその辺りも解明も進むのではないかと思われます。
そう言えば、人類の天敵である巨人ってどの固体もその容姿はどれも個性的ですよね。人類にとって固体の区別に特に意味はないと思えるのですけど、この作品でこういう描き方をしているのはただの「遊び」と捉えればしょうか?
しかし先述したように、巨人の中身が人間であるとするならば、巨人も固体の区別できるようにそれぞれを個性的に描いている意味はあるような気がします。何せ人より遥かにかけ離れた存在であったはずの天敵である巨人が、実は中身は人間と判明した時の衝撃は相当なものでしょうから。
もっともそれが明かされるのはまだ先の話しになりますか・・・とその前に人類がこの局面をどう乗り越えてくれるのか?個人的には大好きなピクシスの正しさをここで証明してもらいたいものです。
<「コードギアス 亡国のアキト」第二章「引き裂かれし翼竜」が9月14日上映決定!・・・「ピッコロのらじお♪」は6月26日(水) 21時30分より放送予定>
6月26日(水)21時30分から放送の「ピッコロのらじお♪」はアニメ好きDJ陣が春アニメを中心にレビューします!アニメ好きの方は是非チェックだ!!とある科学の超電磁砲S、進撃の巨人、革命機ヴァルヴレイヴ、翠星のガルガンティア等。
当日は掲示板も設置しリスナーさんも自由に意見が交換出来るスペースを設けますのでどうか気軽に参加して下さいませ。
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