（アニメ感想） 進撃の巨人 第18話 「巨大樹の森 ――第57回壁外調査2――」

まるで映画を観ているような濃厚な30分でありました。楽しいひと時はあっという間、引きの凄まじさも心憎い！この作品の面白さとアニメスタッフの優秀さを再確認させられた回でございました。


前回、女型の巨人の正体について考察しましたが、最終的に私はエレンに近い位置にいた人物である104期生のアニかクリスタのどちかではないか？と推測しまた。これについては今回クリスタが登場したことで、女型の巨人＝アニ説が濃厚になったと思います。そもそもクリスタは調査兵団に所属していますから彼女が女型の巨人である可能性は極めて低かったのですよね。

ただアニが女型の巨人であるとすれば、人を巨人化出来る何らかの方法が確立されている可能性があるし、またそれを「対巨人兵器」としてではなく他の目的で活用しようとする組織（個人かもしれないが）があるということは推測出来ます。恐らくハンジが大事にしていた被験体の巨人を殺したのもその者達でしょうな。

今回の遠征意図とはその者達の正体と狙いを確実に特定することにあるのだと思います。まあエルヴィンの狡猾なところは真の作戦目的を味方にも秘匿しているところですわ。ただそれは当然なんです。調査兵団の中に内通者がいるということは十分に考えられ、今回の作戦で情報が筒抜けになってしまうのがもっとも大きなリスクになるわけですよね。真の敵は巨人ではなく人であるわけですから・・・。


しかし、調査兵団の兵士が「各々が自身の判断で動くことを訓練されている」とは言え、味方が次々と倒れているという情報は入ってくる中で、未知の領域へと入り込んだ作戦を遂行するのは相当に困難であるということはよく分かりました。それでも統率を乱すことはないというのはさすがですが・・・。

敵が巨人を兵器利用するであろうことは恐らくエルヴィンも想定済み。その上でこの巨人への対処も当然考えられているだろうと推測出来ます。今回の作戦でもっとも重要なのは、繰り返すようですが外部に情報が漏れないことと、何が起こっても兵士達が命令された作戦を忠実に遂行すること・・・後者は危機的な状況において各々の判断で動くことが許されている調査兵団の兵士だからこそ非常に難しい任務であったように思います。

そんな兵士の不安が痛いほど伝わってきて実に緊迫感があった巨人の森での戦い・・・巨人であるというだけでも脅威なのに、知性を持ち身体能力が高い女型の巨人相手にどのような秘策があるのか？個人的にはそれ以上に、チート的能力の持ち主であるリヴァイが果たして女型の巨人と戦って勝てるのかに興味がありますが・・・次回リヴァイは戦うのか？とにかく次回への期待感は高まる一方でございます。

＜マクロスFのシェリル役で有名な声優の遠藤綾さんが結婚！・・・「ピッコロのらじお♪」は8月14日（水） 21時30分より放送予定＞

8月14日（水）21時30分から放送の「ピッコロのらじお♪」ではいよいよ放送されました夏の新作アニメを中心に語ります＜物語＞シリーズ セカンドシーズン、犬とハサミは使いよう、Free！、ローゼンメイデン、Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ、等是非視聴の参考にして下さいね～

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