(アニメ感想) ひぐらしのなく頃に 第8話 「綿流し編 其ノ四 願い」

ひぐらしのなく頃に 第1巻 初回限定版




「俺が悪かったです・・・」圭一の情けないセリフ。普段は温厚なレナのビンタが相当にこたえたのでしょう。彼女は圭一が祭具殿に忍び込んだことを知っていました。魅音は相当怒っていたそうです。神聖なる場所を汚したことに怒ってたのか、それとも圭一の身を案じてのことなのかは定かではありませんが・・・。さて、今回も黒魅音が見られるのでしょうか?前回のアレはマジで怖かった・・・。大石刑事と接触する圭一とレナ。二人は大石に全てを打ち明けます。魅音が怪しいと睨んだ大石ですが、令状もなく手出しが出来ないと言う状況。そして、圭一とレナは園崎家を訪れます。二人を出迎えた魅音、圭一は彼女に祭具殿に忍び込んだことを詫びた後、おとといの晩、沙都子と梨花を呼びつけたのではないか?と問います。その後続く、レナの推理・・・それを聞いた魅音は明らかな変化を見せるのでした・・・。

いよいよ、魅音が本性を現しました。幾つかの人格が混在しているのでしょうか?レナの鋭い推理に(レナがこれほど的確に語ると言うのも意外でしたが)激しく混乱した後に、見せた魅音のもう一つの顔。「初めまして、ご挨拶申し上げます。園崎本家当主跡継ぎ、魅音でございます」と静かな口調で語り全てを話す彼女は、いつもの活発で陽気な彼女からは想像もつかない態度でした。

園崎家が鬼を継ぐものであり、統主の名に代々鬼の一文字を加える習慣があると。魅音にも鬼の文字が隠されていますね。さらには、体にも鬼が刻まれている言うこと。そして、素に戻った魅音(やはり多重人格ではない?)の告白、この5年の間の事件は彼女が直接的に関ったものもあるし間接的に関ったものがあると言う話。御三家の起こした事件もあるが、その中心には常に私がいたと思うと魅音。思うと言うあいまいな発言と鬼がとりついていると話しているところからも、魅音が自分の意志によって(全てかどうかは分かりませんが)起こした殺人ではないと言うことが分かります。そして、唯一自分の意志で救った人物が圭一であることも・・・。

魅音の告白によりかなりの部分で謎が解けた気がします。自首をすすめるレナに魅音は30分だけ圭一と二人にしてと話し、庭へ・・・。

魅音が見せた全ての罪・・・思えばここが地獄の入り口だったのです。「引き返すのなら・・・」と言う魅音の言葉を素直に聞いていれば圭一も苦しまずにすんだのかもしれません。そこは、まさしく地獄と呼ぶにふさわしい場所。戒律に厳しかった鬼ヶ淵村で行われた拷問、それを現代に蘇らせた園崎家。観覧席もあるその場所で、むごたらしく全ての人間を殺したと言う魅音。そしてここに生きて捕らえられていると言う詩音は・・・。

時折見せる魅音の異常性、鬼がとりついていると自ら話していたのを聞いたにも関らず、一人でのこのこと魅音についていく圭一の軽薄さには呆れるばかり。いや、むしろこれはホラーやミステリーの定番ですね。だって、ゾワッと圭一の後ろに魅音が現われた時に叫ばずにはいられなかったでしょう?「圭一!後ろだよ~~!!」と・・・。まあ、圭一の勇気が彼自身と詩音を救ったのも事実、こんな男らしい一面もあったのですね。

魅音の言葉で一つだけ分からなかったのは、彼女に鬼がとりついたのがおもちゃ屋で圭一がレナに人形を渡し、それに魅音が傷ついた時だと言う話し。しかし、ここ数年の殺しも彼女が関っていたと言うことですからその時は鬼はとりついていなかったと言うことなのですかね?あんなむごたらしい事をまともな精神状態で出来ると言うのでしょうかね?

それにしても、沙都子と梨花も殺されていたというのはとても残念。この二人もむごたらしい拷問にあったと言うことですかね?まだ小学生なのにさすがにこれはヒドイ・・・。先週のBLOOD+もかなりの反響を呼びましたが、このアニメも幾ら原作のあるお話しとは言え、もう少し表現方法については考えるべきだと思います。恐怖を表現するためならば何をしてもいいと言うことにはならないでしょう。

なんとも後味の悪いラストでした。しかし全ての殺人を魅音がやったと言うには無理がありますね。鬼隠し編で現われた謎の男達も今回は一切出てきませんでしたしね。次回からは祟殺し編、沙都子とその兄がメインのお話しでしょうか。沙都子にとって救いのあるお話しであることを祈っています・・・。

ひぐらしのなく頃に

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