(アニメ感想) 境界の彼方 第12話 「灰色の世界」
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投稿者・ピッコロ
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栗山未来の消滅後、世界に異変が起こっていた。
鎌の力を利用しようとする弥勒を美月や博臣たちが阻止へと追い込む。
そんな中、秋人は半妖である自分自身を受け入れ、自分たちの“未来”のために戦いへと挑む!

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あららもう最終回。振り返ってみると、結局お話しが盛り上がったのは最終回付近の2、3話のみという印象。まあ物語としてはそれで正解なのだろうけど、それまでがあまりにも冗長であり退屈でありました。そもそも、様々な伏線が配置されていたように思えてもそれもほぼ回収できなかっだし消化不良感も否めませんなあ~。
藤真がなぜあのような行動を取ったのか? 異界士協会の思惑とは? 泉はなぜ妖夢を内に飼ってるのか? そもそも主人公の謎についてもまだまだ解明されていない部分は多いです。つまるところ、主人公の特殊体質によって世界崩壊レベルの大きな騒動が引き起こされ、しかし自身の心との対峙によってこれを解決するというまさに自作自演のような物語性でありました。これに共感しろというのはかなり厳しいものがあるでしょう。「お前が原因かよ~!」という突っ込みがしたくてウズウズしてしまう。
いや確かにその意味においてはこの作品は「セカイ系」の文脈で語られるべき物語なのでしょう。ただそれにしては肝心の主人公の掘り下げが不十分であります。彼が心の中に鬱屈したものを抱えていたのであれば、1クールかけてその描写も必要だったはず。最後の最後で「そうだった」と明かされても、主人公にそこまでの深刻さを感じるような心情の連続性を疎かにするようでは何を描きたいのか分らない。
ですから、このお話しは全くもって未完成であると結論付けたいと思います。実に情けない主人公が女の子によって救済された・・・それだけの物語であります。周辺キャラもギャグ要員に過ぎない不真面目さもマイナスであったと思います。彼らの抱える事情を含めて描いてこそ主人公の物語に説得力を持たせることもできるのですが、この作品にそれを望めるはずもなかったですね。
売りである戦闘シーンはさすが京アニと思わせるものでした。日常の美しい風景と、非日常である激しい戦いの場面というギャップも見事に再現されていましたね。しかしそれ以外の印象は薄く、「free!」で沸騰した熱が嘘みたいでありますな。
<たまこまーけっと劇場版「たまこラブストーリー」が、2014年4月26日(土)より放映開始!・・・12月20日(金)夜9時半より「ねとらじ」にて「ピッコロのらじお♪」放送!>
12月20日(金)21時半から放送の「ピッコロのらじお♪」は10月より開始した秋季新作アニメをレビューしていきますよ! 境界の彼方、ガリレイドンナ、サムライフラメンコ、はじめの一歩等。是非視聴の参考にして下さい
当日は掲示板も設置!初めての方も大歓迎!アニメ好き同志交流を深めませんか? ラジオの聞き方等は、当ブログトップページをご覧下さい。
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藤真がなぜあのような行動を取ったのか? 異界士協会の思惑とは? 泉はなぜ妖夢を内に飼ってるのか? そもそも主人公の謎についてもまだまだ解明されていない部分は多いです。つまるところ、主人公の特殊体質によって世界崩壊レベルの大きな騒動が引き起こされ、しかし自身の心との対峙によってこれを解決するというまさに自作自演のような物語性でありました。これに共感しろというのはかなり厳しいものがあるでしょう。「お前が原因かよ~!」という突っ込みがしたくてウズウズしてしまう。
いや確かにその意味においてはこの作品は「セカイ系」の文脈で語られるべき物語なのでしょう。ただそれにしては肝心の主人公の掘り下げが不十分であります。彼が心の中に鬱屈したものを抱えていたのであれば、1クールかけてその描写も必要だったはず。最後の最後で「そうだった」と明かされても、主人公にそこまでの深刻さを感じるような心情の連続性を疎かにするようでは何を描きたいのか分らない。
ですから、このお話しは全くもって未完成であると結論付けたいと思います。実に情けない主人公が女の子によって救済された・・・それだけの物語であります。周辺キャラもギャグ要員に過ぎない不真面目さもマイナスであったと思います。彼らの抱える事情を含めて描いてこそ主人公の物語に説得力を持たせることもできるのですが、この作品にそれを望めるはずもなかったですね。
売りである戦闘シーンはさすが京アニと思わせるものでした。日常の美しい風景と、非日常である激しい戦いの場面というギャップも見事に再現されていましたね。しかしそれ以外の印象は薄く、「free!」で沸騰した熱が嘘みたいでありますな。
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