(アニメ感想) ひぐらしのなく頃に 第10話 「祟殺し編 其ノ弐 キズナ」




TVアニメーション「ひぐらしのなく頃に」EDテーマ: why or why not/アニメ




沙都子を訪ねて学校にやってきた大石刑事。横柄なその態度に嫌悪感を露にする圭一ですが、「こんな小さな村では敵を作らないほうが言い」と大石は脅迫めいた発言で迫ります。しかし、そこを通りかかった入り江が声をかけ、助けられる形となった圭一。治療中、圭一は入り江から沙都子の過去についての話しを聞かされるのでした・・・。今回は大石刑事が憎まれ役ですか。まあ、編こどに微妙に性格の変わるこのアニメ。それぞれのキャラのもう一つの側面と捉えていいのでしょうか?沙都子ですが、両親が亡くなった後夫婦に引き取られたそうです。しかし、ここで彼女達を待っていたのは虐待と言う地獄。どこまで彼女を苦しめるのか・・・ただそうなると、やはり梨花との共同生活は彼女にとって救いだったのだろうなと考えてしまいます。

叔母が死んだ後、暫く姿を消していた沙都子の叔父が村に帰ってきます。おそらく、沙都子を強引に引き離したのでしょう、叔父にこき使われ、さらには虐待を受けたと見られる痣までも・・・。叔父に食ってかかろうとする圭一を見て心から応援したくなりました。彼の想いは、沙都子にも伝わったはずです。「にいにいみたいに見えました」生気のない目で圭一にそう話す、沙都子。あまりにも痛々しい・・・。

虐待を試練と捉え、これを自分の力で乗り切る強さを身につけなければ悟史は帰ってこない・・・。沙都子はそう考え、虐待の事実を認めようとはしないと入江話します。心と体を激しく傷つけてでも、それに絶え悟史の帰りを待つことが沙都子の生きる理由。こんな苦痛に幼い子供が耐えられるはずもありません、蓄積された精神的ストレスは心に取り返しのつかない深い傷を残すことになります。医者である入江ならそんな事は分かっているはず、なぜ児童相談所と話しをつけ強引にでも保護しようとしないのか理解に苦しみますね。「本当に沙都子が危ないと感じたら通報する」と話す、圭一のほうが余程しっかりしています。ただ手をこまねいて見ているだけの大人ばかりの環境で育った沙都子が本当に哀れです。

また、悲劇の時が近づきつつあります。綿流しの祭り・・・。相変わらず、圭一に接触する富竹と鷹野。死ぬことが運命づけられている「愛と悲しみのコンビ」ですね(涙)。しかし、前原屋敷の御曹司って圭一の家ってそんなに金持ちだったのですか・・・うーむこれもまた意外な事実ですね。

鬼ヶ淵村御三家の筆頭であり、次期当主である魅音。圭一は、お社様の祟りは曽根崎家が主導で御三家が起こしていると言う噂を聞き、魅音に次の祟りでは沙都子の叔父を対象にして欲しいと頼み込みます。しかし、魅音は曽根崎家主導による殺しはないと話し彼の申し出を受けません・・・。まあ、魅音の話したことと言うのは。事実とは全く正反対である考えるのが普通でしょうね。殺しはないと否定しながらも、祟りがあれば叔父が死ねばいいと言うような事を匂わせていましたから、殺しは実際に行われており叔父をターゲットとして考え直す可能性は高いですね。ただ、全ての殺しを彼女自身の意向だけで実行出来るものかは怪しいところですが・・・。

最後の沙都子の圭一の行動にに対する反応に衝撃を受けました。梨花の話しでは、両親と沙都子達と言うのはうまくいってなかったとの事。おそらく、再婚相手に熱を上げていた母親は二人の子供を大切にしてなかったのでしょう。甘えたい時期に親の愛情を受けられなかった沙都子は、兄に依存していた可能性があります。ところが、頼りの兄も実は沙都子に虐待を行っていたと言うことでしょうか?尋常じゃない沙都子の反応を見る限り、それが相当ヒドイ虐待(はっきりとした表現は避ける事にしますが)であった可能性も否めません。唯一の逃げ場であった兄が虐待を行うのです、その苦しみと言ったら想像を絶するものがありますね。

沙都子の兄の虐待の可能性が高まり、少し事情も変わってきた気がします。沙都子の兄に対する愛情も非常に歪んだものである事が考えられますし、それを踏まえると兄失踪も不可解であり、私は何者かによって殺されたと言う線が濃厚になってくると思います。問題はそれが誰であるかですね、鍵を握る人物はやはり魅音と入江でしょう。はっきり言うと、この二人そして沙都子の三人のうちの誰が殺したか?と言う所に絞られてくるのかもしれませんね。まあ、これより先は次回の展開を見てから考えたほうが良さそうですが・・・。あまりにもつらい話しでしたね。



ひぐらしのなく頃にアンソロジーノベル (1)

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