(アニメ感想) ひぐらしのなく頃に 第11話 「祟殺し編 其の参 境界」




TVアニメーション「ひぐらしのなく頃に」EDテーマ: why or why not/アニメ




前回の沙都子の行動は、衝撃と共に言い知れぬほどの深く、暗い闇を垣間見た気がします。まあ、圭一が吹っ飛びすぎだろうと言う突っ込みはあるでしょうが、火事場の馬鹿力というやつではないでしょうか?「ごめんなさい、ごめんなさい・・・」と空を見つめて呪文を唱えるように、その言葉を繰り返している沙都子の姿には胸が痛みました。圭一の言うようにもう、彼女は壊れてしまう寸前なのでしょう。過酷な運命は彼女の小さな胸ではとても受け止められるようなものではなかったのです。何とかしなければならない、圭一のそのあせりは答えを極端な方向へと導くのでした・・・。圭一の行動が引き金となり、パニック状態に陥った沙都子。彼女を救えない自分と大人への怒りの矛先は、沙都子の叔父へと向けられます。俺は決心したんだ、沙都子の叔父を殺す!・・・。完全犯罪を目論み、密かに準備を進める圭一。そしてついに殺害の決行日、綿流しの日を迎えるのでした・・・。

沙都子を救いたい一心から、叔父殺しを決断する圭一のそれは激情的ではありますが、そうするしか沙都子を救うしかないと言う極論にまで視聴者を追い込みます・・・追い込まれているのは我々でしたか。綿流しの日、魅音達に沙都子を任せてその間に叔父を殺すと言う圭一の計画。ところが、以前同じような事があったと魅音は話します。以前、悟史が行方不明になった綿流しの日も、悟史は沙都子を魅音達に頼んでいたのです。その事実聞いた瞬間、圭一は悟史が叔母を殺したことを悟ります。

完全犯罪を目論む圭一ですが、実は天才的な頭脳の持ち主であることが判明します。ところが、その才能のせいで前の学校では孤立していた様子。この村に引っ越してからレナや魅音達と出会い、そこでの学校生活は圭一にとって楽しく、充実したものだったのでしょう。また、誰かに虐げられる沙都子を見ていると昔の自分を思い出すのかもしれません。それ故、ここまで感情的になり、叔父を殺さねば救われないと言う考えにまで至ったのでしょう。全てが終わる・・・ひぐらしのなく頃までに・・・。

沙都子の叔父を呼び出し、待ち伏せをする圭一。「全て終わらせるからな!」、振り上げたバットは叔父に命中。逃げ出す叔父を圭一は追いかけ、頭を滅多打ちにします。そして、叔父の乗っていたスクーターを隠し遺体を土に埋め、ここまでの計画は順調に進んでいるかのように見えましたが・・・。

見ていて異常に疲れる回でしたね。天才的な頭脳の持ち主である圭一にしてはちょっと犯行の計画が稚拙すぎるような気もしますが、緊張感はありました。鷹野の最後の言葉も衝撃的で、次回に期待を持たせるような終わり方は良かったと思います。

一つ気になったのは、確か沙都子が圭一の家にご飯を作りに来た時、沙都子の頭をなでたと思うのですがあの時は何の反応も示しませんでした。しかし、前回ではあの反応。これはどういうことなのでしょうか?叔父の登場が彼女の内面に何らかの変化をもたらしたと言うことなのでしょうかね?まあ、鷹野の怪しい言動と行動によりストーリーはさらに複雑なものになっていくような気がします。果たして、この物語のラストには救いがあるのでしょう・・・。



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