(アニメ感想) エンジェル・ハート 第35話 「未来へ…」

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炎上する屋敷、助けるため早川の元へと駆けつけた白蘭。しかし、そこには今までとは明らかに違う視線を向ける早川の姿がありました。銃を白蘭に向け早川は言います「今すぐ私の前から消えろ!」、それでも早川に歩もうとする白蘭・・・その瞬間、銃声が辺りに響き渡ります。そして・・・。早川の白蘭に対する想い、そして白蘭の早川に対する想いが熱く伝わってくるシーンでした。早川はあえて非情に振る舞い、白蘭を救おうとしたのです。白血病に冒され余命いくばくもない自分の側に白蘭を置くのは酷だと思ったのでしょう。そして、早川はこのまま死ぬことを選んだ・・・。娘を失い死んだも同然の身であった早川に生きる希望を与えた白蘭、人を殺すことに疲れ絶望した白蘭に生きる意味を与えてくれた早川。二人は互いを必要とし、それなしでは生きていけない身となっていたのでした。

「離れない・・・」抱きしめあう二人、このまま炎に包まれ死にゆく運命か・・・。そんな中、燃え盛る屋敷の中へと突入した信宏。しかし、それをさえぎるものの影が・・・それは、冴羽とシャンインでした。冴羽は早川と白蘭を助けようとする信宏を制止し、「今力づくで助けても白蘭の心は救えない・・・待つしかないんだ」そう諭すのでした・・・。

「生きろ!白蘭!!」炎に包まれる中、早川が放った力強い言葉・・・。正直、冴羽が早川をなぜ助けなかったのかとイライラさせられたのですが、死に場所を探していた男の決意を彼は感じ取ったのでしょう。かつては、冴羽も同じだったのかもしれない。香の愛した新宿の街に縛られ、死んだも同然の日々。しかし、シャンインとの出会いが彼を大きく変え希望を見出せた。似たもの同士だったんですね二人は・・・。

早川の命を受け継ぎ新たな人生を送ることになった白蘭から信宏宛てに手紙が届きます。傷ついた心も癒され、前向きに生きる希望を見出せた白蘭の幸せそうな笑顔が文面から伝わってくるようでした。最後には信宏とシャンインの仲を応援すると言った感じのメッセージもあり、人の幸せを気遣う余裕の出来たということでしょう。誰かによって受け継がれた命・・・シャンインがリョウと冴羽の大事な娘であるように、信宏も誰かの大切な人であったはず。二人の行く末はきっと希望の光に満ち溢れていることでしょう、きっと・・・。

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