(アニメ感想) エンジェル・ハート 第37話 「汚れのない心」




エンジェル・ハート ヴォーカルコレクション Vol.1/アニメ




街の片隅・・・一人絵本を読む少女。その声にふと足を止め、聞き入ってしまう海坊主。少女は言いました、「また、ミキが読んであげる続きは明日ね!」。その日からといもの、海坊主は毎日夕方になると出かけ少女と会っているのでした。すつかり、腑抜けとなってしまった海坊主と冴子。その原因となったミキの居場所をシャンインは突き止めたと冴羽に話し、その場所へと連れて行きます。そして、そこは新宿地下街跡の廃墟だったのでした・・・。秘密の隠れ家、そこに少女は一人で暮らしていました。以前は母親と一緒に暮らしていたのでしょう、ベッドの壁には母親がミキに宛てたと思われるメッセージがありました。「ママはちょっとごようがあって、でかけてきます。すぐもどってくるからまっててね」、少女はこれをいつでも見られる場所に張っています。この言葉を信じて今も待ち続けているのだとしたら、あまりにも不憫です・・・。

海坊主のロリコンはガチと(苦笑)、まあしかし今まで孤独の中で生き、それも一つの人生と割り切っていた冴子と海坊主にとってミキとの出会いは二人に大きな変化をもたらしました。それは大きな衝撃となって彼女達の心を打ち腑抜けにしてしまった。物凄い破壊力です。まあ、デッカイ大人が一人の少女を待ち続ける姿には滑稽なものがありますが・・・これも海坊主の味と言うやつですかね。

ミキを残して死んだ母親。やはり、廃墟での暮らしは相当にきつかったのでしょう。なぜ、二人があそこに住むようになったのかは分かりませんが、隠れて暮らさなくてはいけない余程の事情があったのでしょう。ミキは人に親切にすれば母親は戻ってくる今もそう信じています。それ故、街で不幸な人を見るとほっておけなかったのです。

ミキの事で意見をぶつけ合う、冴子と海坊主。冴子は「母親の死を認識させることが大切」と話しそれに対して海坊主は「母親が戻ってくるそれがあの子の支えだ」と真っ向から対立します。「あの子の心ととことん向き合うしかない」、呟くように話すシャンインの言葉。「ただ可愛そうだとか、哀れだとかそんな生半可な言葉じゃあの子は救えない・・・」、かつての自分の境遇と重ね合わせてミキを見ているのでしょうか?しかし、それだけにその言葉は十分な説得力を持ちます。

母親の手紙を手にし涙を流しながら、眠るミキの姿がそこにありました。母親が恋しくなったのでしょう。ドクの診療所を抜け出し、地下街の自分の家戻ったのです。彼女のその姿を見てシャンインは「リョウ、あたしに任せてくれない?」そう言います。今までパパと呼んでいたシャンインがこの時はリョウと言いました。そして、リョウも冴子にこう言いました「ここは任せよう、香に・・・」と。今は、シャンインではなくそこにいるのは香でした。そして、喫茶店で「あの子の心と向き合うしかない」と言う言葉もおそらく香のものだったのでしょう・・・。

今回の話しには、あまり事件性はないように思えますが、ミキのために奮闘する仕事バカ冴子とロリコン親父海坊主の魅力が光りつつあります。そういう意味では今回のエピソードに冴羽の出る幕はないのかもしれません。来週の海坊主パパと冴子ママの奮闘振りに期待してます。つうか、この二人が結婚すれば一挙問題解決じゃない?(苦笑)



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