（アニメ感想） 六花の勇者 第5話 「七人目の勇者」

少々面倒くさい事態になってきましたね。前回の感想も書きましたが、六人であるはずの六花の勇者が七人いて、そのうちの誰かが偽物である可能性がある限り、あらゆる前提は成り立たないということになると思うのです。

そもそも、六花の勇者は必ず六人であるということも断定出来るものではないかもしれません。それはモーラからもたらされた情報であり、しかし彼女も他の七人と同様に偽物の嫌疑がかけられているわけですからね。だから、全てを疑え!というのがこの作品の正しい見方なのかもしれません。

さて今回、アドレットに対して疑いの目が向けられていますが私は彼よりもナッシュタニアが怪しいと考えています。ただその理由を現段階で合理的に説明しろと言われれば難しいのです。私が彼女を疑った一番の理由は、前回の結界によって六花の勇者が神殿に閉じ込められた際に、ナッシュタニアの取り乱し方が尋常でなかったからなんですよね。

あのシーンはとても不自然に映りました。なんというかナッシュタニアの取り乱し方がわざとらしく感じたのです。あれが意図的なものだとしたら、その理由は現在のところ2つほど考えられます。一つは、自身への疑いをそらすための演技。そしてもう一つは、ナッシュタニアが取り乱した際に結界の装置の幾つかを破壊していましたけど、これによって結界を解除させなくするためか、あるいは証拠隠滅か・・・何れにせよ彼女の今後の行動には注目したいところですね。

アドレットの疑惑は、誰かが彼に疑いが生じるよう仕向けた罠のような気がします。私がそう考えるのはナッシュタニアが黒く見えてしまうからなのですが・・・どうやらアドレットは疑惑を解消するのは相当困難な仕事になりそうですわ。彼の無実を証明する手立てはあるかな?・・・うーん、難しい。

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8月5日（水）22時から放送の「ピッコロのらじお♪」では引き続き夏アニメの感想について語り合います。Charlotte -シャーロット- 、六花の勇者、監獄学園、Classroom☆Crisis、GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり、アルスラーン戦記等。

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