(アニメ感想) がっこうぐらし 第12話 「そつぎょう」

投稿者・ピッコロ

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<最終回は感動的ではあったけどサプライズはなかった!?>
夏が本格化する前に放送を開始したこのアニメ・・・初回のラストの衝撃によって大きな話題を掻っ攫っていったことがついこの間のことのように思えます。あれから三ヶ月の間、そのテンションを持続したまま常にアニメ界の中心にあったのは並大抵のことではありません。
さて、そんなこの作品も今回で最終回を迎えました。元々私はホラー映画が好きで、特にゾンビものはジョージロメロの「ゾンビ」に始まり「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」や「デモンズ」、バイオハザードシリーズ等多くの作品に触れてきたので、「がっこうぐらし」もその文脈上にある作品として考察を続けてきました。
度々言及してきましたがゾンビ作品には幾つかの共通したモチーフがあり、例えば閉鎖的空間での濃厚な人間ドラマや、格差や物が溢れすぎた消費社会への皮肉といった社会風刺も含まれていたりと、単純にオドロオドロしさやグロだけを売りにしているわけではないのです。。
「がっこうぐらし」という作品は日常系を装いながらも実はその裏で進行しているただならぬ事態というその二面性の描写が多くの人の興味を惹きつけたのでしょう。そしてこの作品も「ゾンビもの」らしく作り手が意図した痛烈な皮肉やメッセージ性も込められていたと思いますが、それについては後ほど言及することにいたします。
前置きが長くなりました・・・センセーショナルな話題を提供し続けたこの作品ではありますが、最終回については想像を超えるような驚きもなく、無難に「卒業」というテーマを消化して締めくくられていました。先ほども触れましたゾンビ作品の文脈からすると綺麗過ぎる終わりで拍子抜けするぐらいです。
しかし、みーくんと学園生活部を引き合わせるきっかけとなり、また今回由紀のピンチを救った太郎丸との別れという感傷的な場面や、「いつもまでも続く日常」という幻想からの覚醒を促す由紀の放送など終始感動的な描写の連続であったのは、ゆるい日常アニメという側面を持つこの作品には相応しいラストだったのかもしれません。
学園生活部の結びつきの強さや、物語の核であった由紀の成長も見られたので、作品として重要な要素は手堅く消化しているのですよね。その意味では文句のつけようがない、ただ初回のようなインパクトをついつい求めてしまう身としては少々物足りない部分があったのは事実でございます。
<由紀の放送は我々オタクに日常への回帰を促すメッセージであったのか・・・>
続きは後ほど・・・
<がっこうぐらし最終回特集!!・・・9月25日(金)22時より一週間のアニメ感想を語るラジオ「ピッコロのらじお♪を「ねとらじ」にて放送!!>
9月25日(金)22時から放送の「ピッコロのらじお♪」ではノイタミナの名作「東のエデン」を特集いたします。2009年に放送され、アニメ界に一大センセーショナルを巻き起こしたこの作品を様々なテーマごとに語っていきます。東のエデンを観た方も、観てない方も是非ご参加下さい!
当日は掲示板にて多くのアニメ好きの方達が交流を深めておられます。初めての方もどうか遠慮無くご参加ください。ラジオの聴き方等については放送当日の当ブログのトップページをご覧ください
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夏が本格化する前に放送を開始したこのアニメ・・・初回のラストの衝撃によって大きな話題を掻っ攫っていったことがついこの間のことのように思えます。あれから三ヶ月の間、そのテンションを持続したまま常にアニメ界の中心にあったのは並大抵のことではありません。
さて、そんなこの作品も今回で最終回を迎えました。元々私はホラー映画が好きで、特にゾンビものはジョージロメロの「ゾンビ」に始まり「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」や「デモンズ」、バイオハザードシリーズ等多くの作品に触れてきたので、「がっこうぐらし」もその文脈上にある作品として考察を続けてきました。
度々言及してきましたがゾンビ作品には幾つかの共通したモチーフがあり、例えば閉鎖的空間での濃厚な人間ドラマや、格差や物が溢れすぎた消費社会への皮肉といった社会風刺も含まれていたりと、単純にオドロオドロしさやグロだけを売りにしているわけではないのです。。
「がっこうぐらし」という作品は日常系を装いながらも実はその裏で進行しているただならぬ事態というその二面性の描写が多くの人の興味を惹きつけたのでしょう。そしてこの作品も「ゾンビもの」らしく作り手が意図した痛烈な皮肉やメッセージ性も込められていたと思いますが、それについては後ほど言及することにいたします。
前置きが長くなりました・・・センセーショナルな話題を提供し続けたこの作品ではありますが、最終回については想像を超えるような驚きもなく、無難に「卒業」というテーマを消化して締めくくられていました。先ほども触れましたゾンビ作品の文脈からすると綺麗過ぎる終わりで拍子抜けするぐらいです。
しかし、みーくんと学園生活部を引き合わせるきっかけとなり、また今回由紀のピンチを救った太郎丸との別れという感傷的な場面や、「いつもまでも続く日常」という幻想からの覚醒を促す由紀の放送など終始感動的な描写の連続であったのは、ゆるい日常アニメという側面を持つこの作品には相応しいラストだったのかもしれません。
学園生活部の結びつきの強さや、物語の核であった由紀の成長も見られたので、作品として重要な要素は手堅く消化しているのですよね。その意味では文句のつけようがない、ただ初回のようなインパクトをついつい求めてしまう身としては少々物足りない部分があったのは事実でございます。
<由紀の放送は我々オタクに日常への回帰を促すメッセージであったのか・・・>
続きは後ほど・・・
<がっこうぐらし最終回特集!!・・・9月25日(金)22時より一週間のアニメ感想を語るラジオ「ピッコロのらじお♪を「ねとらじ」にて放送!!>
9月25日(金)22時から放送の「ピッコロのらじお♪」ではノイタミナの名作「東のエデン」を特集いたします。2009年に放送され、アニメ界に一大センセーショナルを巻き起こしたこの作品を様々なテーマごとに語っていきます。東のエデンを観た方も、観てない方も是非ご参加下さい!
当日は掲示板にて多くのアニメ好きの方達が交流を深めておられます。初めての方もどうか遠慮無くご参加ください。ラジオの聴き方等については放送当日の当ブログのトップページをご覧ください
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