(アニメ感想) ザ・サード ~蒼い瞳の少女~ 第12話 「それぞれの理由」




ザ・サード~蒼い瞳の少女~ オリジナル・サウンドトラック/アニメサントラ




消えた火乃香を捜索するパイフウの前に現われた一人の少年。悪意満ちた眼差しを向けるその少年にパイフウは身構えます。一方、火乃香も自分の分身と対峙していました。自分と同じ声、同じ姿、同じ強さ・・・殺意を持って切りかかるもう一人の自分に苦戦する火乃香。その頃、イクスはある存在と接触していたのでした・・・。イクスから戦争により人々が死に絶えたことを聞き愕然とするクレイブストーン。もはや、復讐の対象はこの世にはいなくなっているのです、困惑するのは無理もありません。そして、イクスはそのやりきれなさを今まで幾つも見てきたと話します。沢山の歴史の中で、こことは違う時間と空間の中で・・・。しかし、そうなるとイクスが何者であるのかますます謎が深まります。時空すら自由に行き来できる存在、そして静かに見守る存在・・・まるで神ですね。

自分自身の戦い・・・あの男を殺したことによって人を斬ることに恐怖を感じるようになっている火乃香。「明日のジョー」を思い出します。彼も力石徹戦以来、人を殴ると吐き気をもよおしていました。まあ、彼の場合克服しましたが。人を殺したと言う事実は火乃香にとってとてつもないストレスだったのでしょう。彼女は優しく、繊細な子です。本来、この「何でも屋」の仕事には向かない性格だと思います。もう一人の火乃香は、そんな彼女の心の弱さにつけこみ、揺さぶってきます。やはり、自身の問題は自分で克服するしかないのです。

パイフウの戦う少年もまたとんでもない強敵です。気を使うようですが、その力は火乃香より上か?・・・。

自分と向き合い、斬ることを決断した火乃香。敵は自分の影、しかしまぎれもなく自分の一部であると言うことを悟ったのでしょう。ここで斬らなければ乗り切れない、迷いこそ最大の敵だったのです。そして、もう一つの戦いも決着がつこうとしていました。一度、火乃香に敗れたあの技を使ったのです。確かにこれは当たれば凄い威力ですね。放ったパイフウも吹き飛びましたが、これを食らった少年もたまったものではないでしょう。しかし、この技をあの一瞬で見切った火乃香はやはり化け物ですね。

火乃香を呼び続けていたクレイブストーン。二人はようやく出会います。泣き続けていたと言うクレイブストーンをほっとけなかったと話す火乃香。彼女がここに来たのは、ただそれだけの理由なのです。もう一人ぼっちじゃないずっと一緒だよ・・・火乃香が少年を抱きしめたその瞬間に世界は崩壊します・・・。帰りたいと願う火乃香、そして迎えに来たのはイクスでした。今までどこに行ってたんだよ~!!そんな突っ込みはなしとして、王子様とは姫のピンチに訪れるものだと相場は決まっているのです。こりゃ、これから先も浄眼機の出る幕はなさそうですね(笑)。

全ての答えは自分の中に・・・問題を先送りにした感もありますが、一応は火乃香も自分の心の整理をつけることが出来ました。また、パイフウも火乃香と一緒にいたいと言う気持ちをはっきりと認識し、彼女と共にいることで自分が変われるかもしれないことを期待しているようです。しかし、イクスとパイフウの恋の戦いは続行中です。やれやれ、これから先、幾つもの修羅場が待ち構えていることでしょう(苦笑)。がんばれ先生、負けるなイクス。って浄眼機はかやの外ですな(苦笑)。



超解(スーパーガイド)!ザ・サード

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