(アニメ感想) うたわれるもの 第16話 「戦いの果て」




うたわれるもの オリジナルドラマCD/ドラマCD (小山力也、柚木涼香、沢城みゆき、他)




ニウェとの戦いに勝利したハクオロ達。しかし、その戦争による犠牲はあまりにも大きいものでした。焼け野原と化した街を前に呆然と立ち尽くすハオクロ。それからしばらくの後・・・シケリペチウム軍の蹂躙を受けた土地にも少しずつ復興の兆しが見え始めていました。人々は希望を取り戻し立ち上がり、自らの手で村を再興しようと動き出します。その一方で、ニウェの放った火によって焼き尽くされてしまったシケリペチウムの皇都。生き残ったわずかの人たちによる復興は困難と判断したハクオロは、皇都を捨てることを決意するのでした・・・。ようやく、取り戻した平和。しかし、ニウェとの戦いで失ったものはあまりにも大きかったのです。それでも、立ち上がり命の炎を燃やして生きていこうとする人々には励まされます。戻ってきた子供達の笑い声・・・全ての希望が失われたわけではないのです。

戦士の休息・・・しかし、ハクオロの頭からはあの時の光景が眼に焼きついて離れません。そんな、彼の不安を察してかエルルゥはハクオロの側にいて優しく癒します。彼にとって唯一安らぎを感じる存在、それがエルルゥとアルルゥ。まさしく家族なのです。

トウカはいつの間にかハクオロ軍に仲間入りしていました。これは大幅な戦力アップです。こうなると、ベナウイやオボロ、クロウの存在がどうしても薄くなってしまいます。

俺達もいるんだ!!そんな彼らの心の叫びなのか、オボロとベナウィのタイマン勝負!!すっかり忘れてましたが、この二人まだ決着をつけていなかったのでしたね。以前は、確かにベナウィの圧勝でしたが今はどうでしょう?カルラやトウカの影に隠れて目立ちませんでしたが、くぐりぬけてきた幾つもの死線は確実にオボロを強くしているはず。そして、それを証明するかのようにオボロの鋭い太刀筋。しかし、敵もさるものベナウィも相手に踏み込ませる隙を作りません。息詰まる攻防戦、しかしこの勝負を制したのはベナウイでした。相手の2手3手先を読んでいた彼に残念ながらオボロ力及ばず。しかし、ベナウイも認めたその強さ。これからの厳しい戦いにも何とかついてこれそうです。

カミュに起きたある異変・・・。水を幾ら飲んでも乾きが止まらない、そんな奇妙な症状をハクオロに訴えます。エルルゥを呼ぼうか?と気遣うハクオロに、ウルトリィは心配いらないと話しますがどうも様子が変です。カミュのこの変化は、これから後ハクオロ達にも大きな影響を及ぼすことになりそうです。

戦に続く戦ですっかり忘れ去られておりました。そう、ユズハです。あの時は、薬代が高くて払えないと言う状況でしたが今ならその心配はないはず。しかし、ユズハは「お星様になりたい」そんな弱気な言葉をもらします。いや、自分の体のことですから自分が一番良く知っているのかもしれません・・・。しかし、エルルゥの言葉は心に響きました。「明日は昨日よりきっとステキ」、そう信じて生きていける人生ならば素晴らしいと思います。エルルゥにだって迷いはあるでしょう、でもきっと彼女自身はそう信じて生きているはずです。それは、きっといつも側にハクオロがいるからなのでしょうね。

これまで、随分と急ぎ足的展開だったこのアニメですが、今回はキャラクターの心情も丁寧に描きながらもジックリと見せてくれたので、よりキャラクターに感情移入しやすくなったと思います。物語は中盤、まだまだこれからです。ところで、最後にクーヤが出てきましたがこの人の登場はこんなに遅かったですかね?個人的には大好きなキャラなので、また一つ楽しみが増えたと喜んでおります。



アニメ「うたわれるもの」エンディングテーマ: まどろみの輪廻/河井英里

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