(アニメ感想) つよきす Cool×Sweet 第4話 「ココナッツの夏」




つよきす (番外編3)




夏のある夜、なごみは不良にからまれていたところを、素奈緒に助けられます。しかし、なごみは素奈緒に感謝するどころか「余計なことはしないで下さい」とつれない態度。普段から、人と群れず寡黙ななごみ。しかし、彼女にはある複雑な事情を抱えていたのでした・・・。まあ、それにしてもレオの影の薄いこと。もはやいてもいなくてもどっちでもいいと言えるレベルです。ツンデレの演出上確かに必要な存在ではあるのですが、素奈緒のほうは演劇とエリカとの対決に夢中ですし・・・はっ!?もしかして、素奈緒はエリカにツンとデレ~?やっぱり、レオはいりません(苦笑)。

父を亡くし、母親に最近出来た恋人に冷たい態度をとるなごみ。彼女が、他人に対してそっけない態度をとる原因もこの辺りにあるようですね。なごみは、演劇に情熱を燃やしている素奈緒に対して「一つのことに熱くなるなんてバカみたい」と言います。しかし、素奈緒は「バカでもいい」そんな風に話し、ある演劇のセリフを口にします。「だから私を信じてお父さん・・・」、このセリフにはっとした表情を見せるなごみ。亡くなった父のことを思い出したのでしょう。きっと、未だに傷が癒えないのですね・・・。

演劇の練習をしている素奈緒を再びみかけるなごみ。素奈緒のセリフはなごみに何かを訴えかけるように聞こえます。頭を過ぎる父との思い出・・・そしていつしか彼女の頬には熱いものがつたわるのでした・・・。

ちょっと心が動きました」、なごみが素奈緒にデレ~を見せた瞬間です。愚直なまでに夢を追いかける素奈緒、しかしそのための努力は惜しみません。その一生懸命さは、なごみ自身が失っていたもの。「なぜ演劇なのですか?」、なごみの問いに素奈緒はこう答えます、「きっと誰かが喜んでくれるだからだと思う」。思い出されるかつて父と交わした約束・・・なごみや母の喜ぶ顔が見たいからと言って料理を作っていた父、そしてそんな父を喜ばせたいと言うなごみの純粋な気持ち・・・。

ちょっとしたきっかけですが、心の壁が解けたのでしょう。素奈緒の言葉はなごみの心に素直に入ってきたようです。まあ、彼女自身もこのままではダメだと気付いていたのでしょう。元々は優しい子です、母親とその恋人のことを少しだけ許してあげよう、そんな気持ちになったのかもしれません。母親のために作った朝ごはんと、書置き。なごみの優しさが溢れます。

素奈緒の演劇にかける情熱がよく伝わったし(割と楽観主義でめげないところが気に入りました)、そのための努力を惜しまないところも非常に好感が持てました。無口で冷たい女性だと思っていたなごみの意外な一面も見られて、キャラクターの魅力をうまく引き出すことに成功した回だったと思います。このアニメって、レオがツンデレを攻略するアニメじゃなくて素奈緒が学園中のツンをデレ~に攻略するアニメだったんですね(笑)。実際、なごみの攻略は成功したし、次は乙女、最終ボスはエリカってとこでしょう。なんだあ、それならそうと最初から言ってよ!(笑)



つよきす Cool×Sweet 第1幕/アニメ

0 Comments

Post a comment