(アニメ映画感想)※ネタバレ注意! 「鬼滅の刃 無限列車編」
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投稿者・フォルテ
ネタバレ注意です!下に感想記事ありますので映画見て、僕の感想に興味ございましたらお進みください
無限列車見てきました!今回は炎柱の煉獄さんとの結果から言えば最初で最後の任務でした。
まず列車に乗った人々が失踪する事件を重く見た組織が柱とタンジロウたちを派遣したTVシリーズから続くお話なんですが、今回のカゲンの鬼は条件を満たした相手を眠らせ幸せな夢を見せ、後に絶望の夢を見せて食らうサイコな鬼でしたが・・・鬼殺隊メンバーネズコ以外全員術中にはまってしまいこの鬼に幸せな夢見せてもらいたい人間に殺されかけたのですが、一番王道な夢からの脱出したのはタンジロウでしたね彼は家族をネズコ以外惨殺された彼に家族が存命だったころの夢を見させます。ただここが夢と自覚し覚醒したくてもできない所父の声をヒントに夢の中で自分の首を切ることで目を覚まし鬼に向かいました。
今までタンジロウは鬼になんだかんだ言って慈悲の心持っていたと思うのですが・・・人の心を土足で踏みにじるこいつには初めて慈悲の心なく怒りの感情を直で戦闘で向けた相手なのではないでしょうか?そのあと鬼も逆に家族に否定される夢店て来たりからめ手使ってきましたが逆に怒らせて俺の家族を侮辱するなとより怒らせる結果でした。
また明確ではないですが夢から覚めたイノスケと鬼の目見るのが眠らされる条件なので被り物してる彼は視線が合いにくいのでメタになってたり寝ったままだけど眠らせちゃいけえない人物ナンバーワン、ゼンイツは逆に本領発揮してしまい、ここも明確ではありませんがさすが柱の煉獄さんも列車そのものになった鬼の中にいる乗客をタンジロウたちと協力してだれも死なせずタンジロウとイノスケの手により撃退したのでした。
個人的にここまでがタンジロウたちの主人公パートでここで思ったより早くジョウゲンンの鬼の3番目が登場!どうやら珍しくケッキジュツは拳圧飛ばすくらいで鬼になったのも老いや死を恐れず武の道を究めたいがためになったカゲンがからめ手の回りくどい戦い方だとしたら真っ向勝負の純粋なバトルジャンキーかつからめてがなく真っ向からくる純粋な強さで圧倒して来る鬼としてカゲンとジョウゲンの対比になる良いキャラ配置に見えました。
んで煉獄さんの強さに鬼になる事を勧めて共に武を究め合おうと強いものには敬意みたいの払う一方弱者には冷徹な対応取るやつでしたが、タンジロウたちを弱者と呼んだことに煉獄さんが否定したり、人間は老いたり死ぬことは当たり前のことだからこそ人生に意味があると鬼にならないと一蹴!ここで面白いのはジョウゲンの鬼も人間か古来より求める老いや死の恐怖に耐えられなかった人間らしいキャラでもあり(ジョジョでいうとこのディオみたいな)一方正論で老いや死を自然だと受け入れてだからこそ大事にする煉獄さんとでベクトルは違えどどちらも人間賛歌だったのが面白かったです。
実際戦ってみると戦いを見ていた向こう見ずノイノスケですら次元が違いすぎて加勢できないし行っても邪魔になるだけだと一応蜘蛛の山の時よりも強くなってるはずの主人公たちですらジョウゲンや柱の足元にも及ばない描写、ジョウゲンの鬼も煉獄さんの強さを称賛しだからこそ鬼に勧誘し続けたりしたんですが・・・やはりいくら強くても生身の人間では分が悪く致命傷を負いもうだめか?と思っても煉獄さんは最後まで戦い抜き朝日さすぎりぎりまで首も半分斬りみぞおち貫通されても抵抗し続けましたが、惜しくも逃げられてしまいました。
夢や走馬灯から煉獄さんの家は先代も柱である種サラブレットの家(母から託された言葉はノブレスオブリージュ風で体現しておりました)がらでなんだけども主人公たちよりも強くそれでいて民間人の犠牲者も一人も出さず、自分より位の低いタンジロウたちも守り抜きただ死ぬのではなくその異名のように炎のように燃え盛り命を燃やして全うし、柱は後続を守ったり次の世代のために戦うのは当たり前など強くても嫌みがなく退場が惜しまれる主人公の所属する組織の最上位のキャラクターの描かれ方のお手本のようなキャラクターでした。
ネズコに思うところあったけども鬼の身でありながら人間を守る姿見て認めてくれたり、タンジロウに呼吸の応用教えたり自分より格下の部下にも偉そうにもせずに共に戦ってくれたり、次の世代を託したりやはりこういうキャラクターは最近あまり見ませんが魅力的ですね、んで日光から逃げた鬼にタンジロウは怒り、逃げるな卑怯者!と激怒!彼のいうように人間は鬼の有利な夜しか戦わず、傷も簡単に治らず致命傷貰ったら助からない、そんな中煉獄さんは一人の犠牲者も出さずジョウゲンを追い詰めたんだと、だから勝ったのは煉獄さんと泣きながら訴えるのですがここはヘルシングでもありましたが人間であることに耐えられなかった鬼に対して勝ち目はないけどそんな鬼に人間はここまで追い詰めて勝負に負けて任務はまっとうした煉獄さんのほうがすごいと涙ながらに訴え3人も正直煉獄さんとはこの任務が初対面だけども彼の戦いや生き様を見て彼の死に涙が止まらず人間関係は付き合いの長さだけじゃないというのを見事に魅力的に描いており眼がしらが僕も厚くなりました。
んで煉獄さんの家には炎の流派の古文書?のようなものがありひょっとしたらキノカミカグラのことがわかるかもしれないとも伝えてくれました。煉獄さんの家族はどこかで出てきそうですがそれも楽しみです。
結果から言えば、柱を失う鬼殺隊からすると大きな痛手なのですが、うえでも書いたように生き死にの勝負には負けても目的果たした煉獄さんとカゲンには勝ててもジョウゲンには次元が違いすぎると打ちのめされたタンジロウたちと、今後次代を託されたタンジロウたちの活躍移管で煉獄さんが託してくれた物の価値が見えてくるので今後がより楽しみです。