(アニメ感想) ザ・サード~蒼い瞳の少女~ 第14話 「妖精幻視」

ザ・サード ~蒼い瞳の少女~ ハイペリウスエピソード2 限定版




ミリィとの気ままな旅を続ける火乃香。さまざまな場所に降り立ち、語り合う二人ですがまだ、お互いの隔たりを埋めるには至らない様子。火乃香は思い切って、正面からミリィと向き合うことを決断しますが、それが思わぬ事態を引き起こすことになるとはその時の彼女には知る由もなかったのでした・・・。火乃香自身はミリィの心のうちをまだ掴めずにいるみたいですが、実はミリィ自身は本音で話しているのですよね。父親との想い出・・・しかし、腫れ物に触るようにミリィに接しているのは火乃香の方。自分では、ミリィの悲しみを受け止め切れない・・・そんな風に思っているのでしょうかね?

ミリイと正面から向き合うことにした火乃香は、直接的な言葉でミリィに尋ねます。「何か悩んでいることはないか?」と、しかし心配されることで火乃香の重荷になると感じたのかミリィはそれに激しく反発。砂漠に向かって走り出します。

なぜ、映画でもドラマでもケンカをすると危険な方向へと走っていくのでしょう。特にホラーでは定番ですね(笑)。そして、例の如くミリィと火乃香の前に現れた砂漠の怪物・パンケーキ!美少女アニメにつきもの(?)の触手攻撃で火乃香に襲い掛かります。さすが、戦闘シーンの描写は素晴らしいです。スムースに動くアニメーションは見ていて爽快ですね。もはや、「ミリィお前がピンチを招いたんだ!」なんて野暮なことは言いますまい(苦笑)。

「あきらめないで!」闇の中ミリィを励ます謎の声。まさかこれが妖精?そして、ミリィを救うためパンケーキの本体に向かって走り出す火乃香!そのときでした、ものすごいスピードで黒い影が躍り出たかと思うとパンケーキの本体に入り込み、なんとミリィを救出したのです。精悍な顔つき、逞しくは巨大な肉体・・・それは銀狼でした。彼は火乃香にミリィを託し、パンケーキの本体に向かっていくのでした・・・。

一瞬別のアニメかと思いました。妖精に銀狼と、なにやら今回のお話しはファンタジー色が強いですね。しかし、狼のクールな仕事ぶりに心底カッコイイと思いました。ついでに、火乃香に真っ二つにされたパンケーキが上質のステーキ肉に見えてうまそうでした(笑)。そして、火乃香達の前に姿を見せた砂漠の妖精。「スターシード?」確かイクスはそれを見てこう呟いてました。まばゆいばかりの光・・・その後妖精は消えます。一体彼女(性別はないかもしれませんが)は何のために現れたのでしょう。砂漠に埋もれぬよう人々を励ます存在?しかし、なぜそんなことを?謎は深まります。さらに、ミリィを救った銀狼。火乃香に何事かを話しかけ、優れた知性を持った存在のようです。これらの存在が一体何を意味するのか非常に気になるところです・・・。

どこまでも優しい火乃香とミリィ。互いのことを思いあうからこそ、時には壁を感じてしまうのかもしれません。本当はもっと相手に甘えればいいのです。火乃香だけではありません、彼女を預かるおばさんにもです。きっと、彼女ならミリィを受け入れ思い存分甘えさせてくれるでしょうし、そうして欲しいと願っているはず。子供が子供らしい振舞えない、そんな社会にも問題はありそうですね。火乃香はこれからも悩み続けます。ミリィとどう向き合っていけばいいか、すぐには答えを出せないことかもしれないけど、相手を思いやるその優しさがあればきっといつか・・・。それにしても、つくづく不思議な世界です。この旅の行く末には一体何が待っているのか?火乃香の冒険はまだ始まったばかりです。

ザ・サード砂漠の星のアプレンティスガール VOL.1 (1)

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