(アニメ感想) うたわれるもの 第19話 「決別」

うたわれるもの 第二巻




誰よりも強く、誰よりも大きな男に・・・遠き日に願ったあの想い、それは今でも消えることなく・・・。デリホウライに加勢することとなったハオクロ達一行。収容地を襲撃しひとまずケナムの解放に成功しますが、味方の兵は疲弊しこれまでのような戦いが出来ないとデリホウライは攻め手見出せない状態に陥ります。そんな時、カルラは地下の水路より本城へと忍び込む策を提案。そして、デリホウライは最後の決着をつけるべく、少数の味方を引き連れ本城へと忍び込むのでした・・・。姉上は優しく、しとやかで、可憐で俺の理想・・・憧れだ」・・・ここにもシスコンがいましたか。私には早くも「このシスコン野朗!」とオボロといがみ合うデリホウライの姿が浮かびましたよ(苦笑)。この可愛そうな子はどうやらカルラのことを生き別れた姉だと気づいてないようです。それはそうでしょう、何せ昔の姉とは性格が全くの正反対なのですから。彼女を姉と知ったときのデリホウライの失望ぶりを想像すると激しく鬱です。ヤケになってユズハに手を出さないことを祈っています(苦笑)。

過去を捨てた女がここにいる、過去をなくした男がここにいる、二人が惹かれあうのは必然・・・。ハクオロは過去を失った自分に「私であることに変わりない」と言ってくれる人がいると話します。カルラもそれは、自分も同じだと言います。二人が見つけた居場所は同じ所にあったのです。そして、カルラは過去を捨てることも出来ないとも言いました。これはもちろんハクオロも同じでしょう。どんなにつらい過去があったとしても真正面から向き合おう、そう考えているはずです。その心の強さこそハクオロが勝ち続けることが出来る理由なのかもしれませんね。

いよいよ、城へ忍び込むことに成功したデリホウライとハクオロ達。味方が敵の兵を引き付けてくれているせいか、意外にあっさりと皇の間へとたどり着くことが出来ました。しかし、今度の敵は随分と趣味の悪い皇のようです。皇の間には白く美しい花があふれていました。しかしこの花、実は人を苗床にして育ったもの。スオンカス・・・どうやらニウェ以上のクズのようですね。しかし、この男カルラとはどうやら過去に因縁がある模様。なんと、この反乱も全てはカルラを呼び出すために仕組まれていたものだったのです。この花も全てはカルラに捧げるため・・・まさしく狂っています。

襲いかかる兵を蹴散らすハクオロ達。この国にはどうやら優れた武将はいないようです。このような護衛では百戦錬磨のハクオロ達の相手は務まりません。兵を蹴散らし、カルラとデリホウライはついにスオンカス前に出ます。こうなると先ほど前の余裕の笑みも消え、その表情には明らかにあせりの色が見え始めます。サディステックな趣味を持っていても、戦闘能力は皆無。カルラとデリホウライにいいようにボコられ最後はデリホウライの恨みの一撃によってジ・エンド・・・あまりにもあっけなく無様な死に様でした。

カルラが本当の姉であることを知ったデリホウライ。側にいて欲しい!そう強く願う彼ですが「同胞のために今やるべきことをしなさい」とカルラに諭され必ず後で会うと約束すると外へと飛び出していきます。が、カルラはこのまま静かに弟の下から去っていくのでした・・・。最後に会ってあげても良かった気がしますが、そんなことをしても未練が残るだけでしょうお互いに。デリホウライは新しい国の皇となり民を引っ張っていかなければならない身。いつまでも姉に依存していてはいけないのです。エルルゥの言う通り寂しすぎますが、彼の元を去ったと言う事はデリホウライを一人前の男として認めたと言う証でもあるのです。「強くあれ!」カルラはそう願っていることでしょう・・・。

もう一人のシスコン坊やの方はと言うと、ユズハにベッタリ。片時も彼女の側より離れないようです。一度、ハクオロにガツンと言ってもらわなければならないようですね(苦笑)。デリホウライのほうカルラからの自立に成功したようです。これからはカルラの見込んだとおりの立派な皇として成長していくでしょう。あくまでも、ハクオロに仕えるものとしてその成長を影ながら見守ろうとするカルラに、私の真の強さを見た気がします。彼女を見習って、これからは男性陣にも奮起してもらいたいものです特にオボロとクロウね(苦笑)。

うたわれるもの 第一巻

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