(アニメ感想) ひぐらしのなく頃に 第20話 「目明し編 其の伍 冷たい手」

ひぐらしのなく頃に 暇潰し編 1




公由村長を捕らえた詩音は地下の拷問部屋で悟史の失踪について問いただします。しかし、全ての差し金はお魎の仕業だったと言う言葉から真実を知ることとなった詩音。そして、ここより詩音の悲しい復讐劇が始まるのでした・・・。久しぶりに梨花の「ニパ~」とレナの「お持ち帰りぃ~!!」が聞けた気がします。それにしても、詩音は許せません。古手家の頭首である梨花への乱暴な行い。祭具殿に忍び込んだ四人のうちの二人の生き残り、それを許してあげたいと話す梨花の胸倉をつかみ「それじゃけじめにならない!!」と激しく責め立てます。しかし、驚いたのは豹変した詩音に梨花が全く動じないこと。この幼い身で数々の修羅場をくぐりぬけてきたと言うのでしょうか?ただ、真剣なやりとりの途中で「ニャ~」とかなぜあそこで萌えなのか私には理解不能でした(苦笑)・・・。

さて、村長の話しでは悟史が生きている可能性は非常に低いとのこと。そして、悟史を殺した実行犯は村長もしらされていないようです。誰が殺したかは仲間うちでも問わないと言うのが不文律だったと村長は話します。

問題は死体がなぜ出てこないのか?ということ。しかし、その謎もすぐに解消されます。地上に繋がっていると言うあの深い井戸です。詩音はそこで、悟史の幻と対面し彼の声を聞きます。これによってさらなる復讐心をあおられる詩音・・・。影と言うのはもう一人の自分です。普段生活している分には気づくことはありませんが、常に自分に付きまとい向こうから見つめている存在。影が悟史の姿に見えたと言うのも象徴的なシーンに思えました。ただ、残念だったのは悟史の声、つまりこれは詩音の心の声だと思いますが、彼女に「生きて欲しい」という言葉が詩音には届かなかったこと。こうして詩音は鬼となるのです・・・。

「公由のおじいちゃんもう死んじゃったかな?公由のおじいちゃん大好きだったのに・・・」まるで今まで自分のしてきた行為を忘れてしまっているかのような口調。都合の悪いことは心の奥に押し込んでしまっているのかもしれません。そして、次に思い出されるのは愛しい悟史の姿・・・。「沙都子が死ねばよかったのに!!」詩音の殺意は悟史の妹にも向けられます。悟史といつも側にいて甘えている沙都子は元々詩音にとっては邪魔な存在でした。嫉妬ももちろんあるでしょう、さらには沙都子を失い自分に頼ってくれる悟史の姿を詩音は想像するのです。まさしく自分勝手な理屈。

考えたら、この子は元々こういう身勝手な思考の持ち主だったのかもしれません。確かに、不幸な境遇にはありましたが、自分のために色々と協力してくれた姉の魅音に対しても情はあまりないようです。まあ、魅音に対してだけでなく彼女の凶行には躊躇と言うものが感じられませんね。この短期間の間にここまで人は豹変するものでしょうか?私は少し違和感がありました。

しょうゆを分けてもらいに来たと、園崎邸を訪れる梨花。綿流し編ではこれは確か魅音(まあ実際には詩音ですが)が呼び出しものでしたね。

が、ここで衝撃の事実が明らかになります。何と、先に攻撃を仕掛けたのは梨花でした。しょうゆを取り出す詩音に催涙スプレーを噴射!そして、詩音に馬乗りになった後所持していた注射を構えます。

いや~、この子プロですよ!!そもそも詩音の後ろを歩く時、相手の足音に合わせて気配を消すなんて行動をとってましたし、催涙ガスを噴射→うつぶせになった詩音の体を髪を引っ張りながら体を入れ替えさせる→仰向けになった詩音にマウントポジションへ移行 と言う一連の動きの流れは見事でした。絶対仕込まれてますよこの子。しかし、その後詩音の反撃にあったのは計算外でした。やはりそこは、非力な子供。詩音に逆に注射を打たれると「このまま拷問されるぐらいなら」と梨花は自らの死を選びます。そのシーンは綿流し編の冒頭でありましたね。

しかし、あれだけ真剣勝負のやりとりをしていると言うのになぜか滑稽に見えたのは私だけでしょうか?「ペット・セメタリー」と「チャイルドプレイ」と言う映画を思い出しました。この二つの作品もホラーですが、なぜか笑えると言うシュールな作品です。さっきの詩音と梨花とのやりとりと似たようなシーンがあるので多少は影響を受けているのかもしれません。見られていない方は是非!(苦笑)

さて、一つ疑問なのは以前、赤坂の前で見せたもう一人の梨花が最後に出てきたと言うこと。詩音殺害計画は、素の梨花が行った行動なのか、それとももう一人(トランス状態)の梨花による行動なのか?です。古手家頭首として誰かに様々な事を仕込まれていることは間違いないでしょうが・・・。それと、憎むべき存在である北条家の沙都子と梨花が暮らしていることを、古手家の人間がよく許していたなと私は思いました。沙都子と一緒にいたいと言う梨花の気持ちはもちろんよく分かりますけどね。

さて、次回はいよいよ沙都子にも詩音の毒牙が・・・。どこまで言っても救いのないこの作品、来週はさらに鬱となりそうです。

ひぐらしのなく頃に

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